内緒だよ、タンポポの秘密🤫

タンポポの綿毛飛ばしにハマっています

お散歩先の公園で、最近子供たちがハマっているのがたんぽぽの綿毛飛ばし。

綿毛を見つけるとタンポポタンポポ!といって引き抜いて、息をふぅーっと吹きかけまると、ふわふわの綿毛が風にのって飛んでいきます。
ひたすら一生懸命に息を吹きかける姿や、「飛んだ飛んだ」と声を上げて喜ぶ姿も😊

手にとった綿毛を飛ばし終わると、また次のタンポポを探し出して次の綿毛を飛ばします。
あっという間にあたり一面の綿毛は刈り尽くされてしまいます(^^;

ところで、
タンポポには大きく2種類(在来種と外来種)があることをご存じでしょうか?
日本にもともと生えていた在来種の「ニホンタンポポ」と、外国から入ってきて定着した外来種の「セイヨウタンポポ」です。
見た目や生態をよく観察すると、「同じタンポポなのにこんなに違うんだ!」と驚くほど違いがあるんですよ。

花の下に注目!見た目の違い

タンポポの花をよく見ると、下部に緑色の「がく」の部分(総苞片〈そうほうへん〉)があります。
この総苞片の形の違いこそ、ニホンタンポポとセイヨウタンポポを見分ける最大のポイントです。
ニホンタンポポでは総苞片が花に沿ってまっすぐ立ちますが、セイヨウタンポポでは総苞片が外側に大きく反り返るのが特徴です。
花びら自体はどちらも鮮やかな黄色なので一見同じに見えますが、がくの向きを見れば区別できます。

セイヨウタンポポはいつから来たの?

セイヨウタンポポはその名前の通りヨーロッパ原産で、明治時代に初めて日本に入ってきた外来植物です。
アメリカから北海道に上陸したとされ、当時欧米ではタンポポを野菜として食べていたことから、食用目的で持ち込まれた可能性もあるようです。
日本に来たセイヨウタンポポはまたたく間に広がり、わずか100年足らずで「そこら中タンポポだらけになった」と記録に残るほど繁茂したようです。

セイヨウタンポポが増えた理由って?

セイヨウタンポポがここまで広がったのは、とても増えやすい性質を持っているからです。
まず、花が春だけでなく一年中咲くので、何度も種を作るチャンスがあります。
さらに、ひとつの花からできる種の数も多く、その種は風に乗って遠くまで飛ぶことができます。
そして最大の特徴は、なんと1本だけでも種を作れること。
他の花の花粉がなくても、自分ひとりで増えていけるんです。
これを「単為生殖(たんいせいしょく)」といいます。

いっぽう、ニホンタンポポは虫が運ぶ花粉で受粉しないと種ができません。
だからこそ、自然の中でのつながりやバランスがとても大事なんですね。

ニホンタンポポはどこに?

都市ではセイヨウタンポポばかりですが、郊外の野原や里山など自然度の高い環境では今でも在来種のニホンタンポポを見つけることができます。
もしニホンタンポポに出会えたら「これが日本に昔からあるタンポポだね」とぜひ教えてあげてください。
身近な野草をきっかけに、子供たちの自然への興味がさらに深まってくれたら素敵ですね😊